「包茎手術でツートンカラーになる?既になった場合、どうやって直せばいい?」
ツートンカラーは見た目から包茎手術を受けたことが他人にバレやすく、治療には修正手術が必要になり、相場やクリニック選びなど気になること多いと思います。
この記事では、包茎手術のツートンカラーの原因、回避方法、修正手術を受ける際の注意点、おすすめのクリニックについて解説します。
包茎のツートンカラーで悩んでいる人、ツートンカラーにならずに包茎手術を成功させたい人は参考にしてみてください。
包茎手術のツートンカラーとは?
ツートンカラーの状態と主な原因
包茎におけるツートンカラーとは、陰茎の色が二つ(ピンクと茶色など)に分かれる状態です。
これは安価で仕上がりを重視しない「環状切除術」などの包茎手術によって起こります。
またツートンカラーは主に異なる皮膚の色の縫合によって起こりますが、血流の悪化によっても陰茎の色が暗くなり、色の違いを引き起こす可能性もあります。
そのため包茎手術後には自宅での適切なケア(包帯を巻いて触らない、力をかけない)が必要です。
色の違いはパット見て分かるレベルなので、見た目を重視する人はとても気になるかもしれません。
既に包茎手術を受けてツートンカラーになった人は、早めに手術を受けたクリニックに相談してみてください。
包茎手術でツートンカラーになるその他要因
包茎手術でツートンカラーになるその他の要因は、「手術の失敗」で、医師の経験不足や患者の希望に沿わない手術、保険適用の手術などが原因で起こる可能性があります。
包皮を切り取る際に色の変化が生じる部分を切除・縫合するため、色がはっきり分かれてしまいます。
失敗を防ぐためには、医師の高い技量や経験、手術前のカウンセリングでツートンカラーを避けたいとしっかり伝える、手術方法の選択などが重要です。
信頼できるクリニックを選ぶには、口コミを参考にし、医師が細かく説明するか、アフターケアがあるかを確認しましょう。
また、手術後にツートンカラーが発生した場合は、速やかに他のクリニックに相談することが大切でしょう。
包茎手術の料金のやすさだけで選ぶと、ツートンカラーになりやすい手術方法を選ぶ可能性もあるため、費用対効果を考えながら、最適な方法を選ぶことをおすすめします。
ツートンカラーのデメリット
包茎手術のツートンカラーのデメリットは、主に次の5つが挙げられます。
- 見た目が悪くストレスを感じやすい
- 他人に包茎手術がバレやすい
- 再手術が必要な場合がある
- 再手術の難易度が高く医師のスキルが必要
- 手術する場合、追加費用がかかる
ツートンカラーのデメリットは、見た目の不自然さとそれによる精神的なストレスです。
ツートンカラーは、包茎手術後に陰茎の色が傷跡の上下でピンクと茶色にはっきり分かれてしまう状態で、非常に不自然です。
これは、手術で中間部分の皮膚を切り取り、上と下の皮膚を縫い合わせることで、自然な色のグラデーションが失われるためです。
このため、誰が見ても「包茎手術をしたのか?」とバレてしまう可能性があり、これが精神的なプレッシャーとなります。
また、ツートンカラーは修正が難しく、再手術が必要な場合もあり、包茎手術以上の費用がかかる場合もあります。
包茎手術のツートンカラーを避ける方法
クリニックや医師を選ぶ
包茎手術のクリニック選びでは、まず専門医の資格や経験を確認しましょう。
専門医が豊富な経験を持っていると、手術の成功率が高くなるため、ツートンカラーを回避できる可能性が高まります。
次に、クリニックの評判や口コミをチェックして、実際に手術を受けた方の声を参考にしつつ、実際に医院へ足を運びカウンセリングを受け、その内容も判断材料にしましょう。
確認すべきは、丁寧な説明を行っているか、疑問や不安に対して十分な回答がもらえるかなどです。
これは、手術後のアフターケアの品質にも影響するため軽視できません。
また、包茎のタイプや症状によって最適な手術方法が異なるため、クリニックが複数の手術方法(亀頭直下埋没法など)を提供しているかを見ると良いでしょう。
手術費用が相場と比べて高すぎず安すぎないか確認し、麻酔や術後のケア、必要な薬など、全ての費用が含まれているかを確認しましょう。
そして、クリニックが通院しやすい場所にあるかなど、アクセスの良さも重要で、近くにあれば手術後のアフターケアがスムーズに行えます。
正確な包茎手術方法や手順を選ぶ
包茎手術の失敗例としてよく挙げられるツートンカラーは、環状切開法で発生するリスクが高いです。
環状切開法は、余った包皮を切除して接合するだけのシンプルな手術なので、ツートンカラーになりやすいです。
しかし、勃起時や術後のペニスの様子を想定して切除箇所を決めることで、ツートンカラーを防げます。
亀頭直下埋没法などは切除・縫合する部位が亀頭直下のため目立ちにくいことが知られています。
また、包茎手術に失敗すると、手術痕が目立つケロイドになることもあります。
これは亀頭直下法や陰茎根部切開法で起こりやすい失敗です。ケロイド体質の方は、包茎手術を受ける際に医師に相談しましょう。
包茎手術後の適切なケアと管理
ツートンカラーは手術方法や手術の失敗だけでなく、不適切な術後ケアによっても引き起こされる可能性があります。
そのため、包茎手術後のケアと管理は、ツートンカラーを避けるために重要です。
まず、手術直後は傷口を清潔に保ち、消毒を怠らないことで、傷口への菌の侵入による腫れや化膿を防ぎます。
また、数日間は激しい運動を避け、ゆっくりと休むことも傷を早く直すために重要です。
抜糸は通常1週間後ですが、その間は強い力がかからないように注意しましょう。
吸収糸を使用する場合は通院不要ですが、体内に吸収されるまでは、通常の糸と同様に気をつける必要があります。
シャワーは抜糸後から可能ですが、湯船に浸かるのは2週間程度控える必要があります。
性器への負担をかける性行為は約4週間控え、再開する際もゆっくりと慎重に行うことが推奨されています。
専門医による定期的なフォローアップ
包茎手術後のツートンカラーを防ぐためには、専門医によるアフターケアが非常に重要です。
包茎手術の専門クリニックでは、大抵の場合はアフターケア無料と謳っており、気になる症状が無くても最大限活用すると良いでしょう。
専門医によるアフターケアの内容
- 傷跡のケア
- 保湿ケア
- 腫れや痛みの管理
- 経過観察
- 生活指導
専門医によるアフターケアは、手術後の傷跡を清潔に保つために行われ、感染を防ぐために適切な消毒が必要です。
さらに、傷跡が目立たないようにするための治療も行われることがあり、これには特定の軟膏の使用などが含まれることがあります。
また、手術後の皮膚は乾燥しやすくなるため、保湿ケアが重要で、皮膚の柔軟性を保ちながらツートンカラーのリスク低減に役立つでしょう。
手術直後は腫れや痛みを伴うことが一般的で、それに対して専門医は冷却パックの使用を勧めたり、痛みを和らげるための適切な薬を処方することがあります。
さらに、回復が順調に進んでいるかを確認するために、手術後の経過をしっかりと観察してもらうことが重要です。
これは医師が必要に応じて治療行う必要性を把握するためで、定期的な診察によって、患者の状態に応じてアドバイスやケアを行ってくれます。
最後に、生活指導ですが、手術後の生活習慣、例えば性行為の再開時期や衛生管理など、日常生活における注意点についての指導です。
これにより、患者は手術後の生活をスムーズに進め、回復を促進することができます。
これらのアフターケアは、ツートンカラーを回避するだけでなく術後の満足度を高めるために不可欠ですので、専門医とのコミュニケーションを大切にしながら、指示に従ってケアを行うことが重要です。
ツートンカラーの修正治療と注意点
ツートンカラーの修正手術の方法
ツートンカラーの修正手術は、包茎手術後に皮膚の色が不自然になった場合に行われる手術で、皮膚の色を均一にし、自然な外見を取り戻すことができます。
修正手術の方法は、患者の状態やクリニックによって異なりますが、一般的な手法としては、皮膚の再配置や色素沈着部分のレーザー治療などが行われます。
- 皮膚の再配置:皮膚を切除し、縫合することで色の違いを減らす。
- レーザー治療:色素沈着部分を焼いて色を薄くし、目立ちにくくする。
これらの手術は、専門的で高度な技術力が必要とされる場合が多く、経験豊富な医師による施術が望ましいです。
そのためには、しっかりクリニックや医師を選び、手術前のカウンセリングで症状や希望について医師としっかり話し合いましょう。
ツートンカラー修正の症例
ツートンカラーになってしまった包茎手術の症例について、包茎手術専門クリニックでは、他院での包茎治療後の傷跡の修正(修正治療)を行っています。
具体的な施術内容や結果については、クリニックのウェブサイトに掲載されている場合もありますので、確認しておきましょう。
修正手術の場合、できれば院長が直接執刀したり、手術の仕上がりの良さを明言しているクリニックを選んだ方が無難です。
また、青山セレスクリニックでは、他の美容外科手術や性病治療など、幅広い診療項目を取り扱っています。
包茎手術後のツートンカラーに悩む方は、まずは専門医に相談してみることをおすすめします。
ツートンカラー修正手術を依頼する際の注意点
病院やクリニックにおける包茎の修正手術を始める前には、手術内容の確認と契約の取り交わしがあります。
この際に、かかる費用を確認し、手術の途中で追加料金が発生しないことを確認しておきましょう。
また、もしも修正手術に失敗した場合の対応や、アフターフォローについても事前に聞いておいた方が安心して手術に挑めます。
必要であればツートンカラーの修正手術においても、術前術後の写真なども確認しておくとよいでしょう。
亀頭直下埋没法が受けられるクリニック
ツートンカラーを避けられる亀頭直下埋没法は病院では行っていない場合も多いです。
亀頭直下埋没法を受けるには、包茎手術専門のクリニックを選びましょう。
亀頭直下埋没法を実施しているクリニックと、手術名称、料金を紹介します。
クリニック名 | 特徴 | 料金 |
皐月クリニック | シニアにも人気の包茎手術クリニック | マイクロカット法:165,000円 マイクロVカット法:275,000円 ナチュラルカット法:440,000円 |
ABCクリニック | 「3 30 3プロジェクト」適用で包茎手術が30%オフに | Vカット(特殊美容):220,000円 TVカット(特殊美容):350,000円~500,000円 |
メンズライフクリニック | 形成外科で仕上がり重視。オンライン診療も実施中。 | デザインカット:165,000円 ハイパーカット:275,000円 ハイパーVカット:440,000円 スーパーカット:660,000円 |
名称に「V」がついているのは、包茎小帯(裏筋)を温存する手術方法がほとんどです。
いずれも、料金は20万円以上と高くなりますが、満足のいく仕上がりになりやすく、おすすめします。
皐月クリニック
皐月クリニックの特徴
皐月クリニックは高齢者に優しい包茎専門クリニックです。40代、50代以上の来院者が全体の40%。インフォームドコンセントを重視した治療方針で、傷跡も目立たない自然な仕上がりです。無料カウンセリングを受けられます。終活で包茎手術を受けたい方にとって最適なクリニックです。
- WEB予約は24時間対応
- 無料カウンセリング予約
- 広域医療法人の康寿会が運営
- 院内すべて男性スタッフ
- 完全予約制でプライバシー保護
- アフターケア、麻酔代は無料
- 月々5,000円~の分割払い有り
基本情報
医院名称 | 皐月クリニック |
公式HP | https://www.satsuki-clinic.jp/ |
診療時間 | 9:00~21:00 |
休診日 | 特になし(年末年始、長期連休は要確認) |
診療内容 | 包茎治療・亀頭増大・陰茎増大・ブツブツ除去・切らない長茎術・シリコンボール・ED治療・早漏防止・AGA |
包茎手術の料金・費用
施術名 | 税込料金 |
切らない包茎手術 | 27,500円 |
CC法 | 55,000円 |
マイクロカット法 | 165,000円 |
マイクロVカット法 | 275,000円 |
ナチュラルカット法 | 440,000円 |
一部修正手術 | 55,000円~165,000円 |
修正再手術 | 275,000円~1,100,000円 |
皐月クリニックでは、仮性包茎向けに切らない包茎手術があり、3万円を切る料金で治療が受けられます。他にも、一般的な病院での外科的治療である環状切除術のCC法、亀頭直下埋没法のマイクロカット法、一番選ばれているマイクロVカット、皐月クリニックの最高技術であるナチュラルカット法などがあります。
割引・キャンペーンと申請方法
皐月クリニックでは割引・キャンペーンは実施していません。
ABCクリニック
ABCクリニックは全ての手術が30%オフで受けられる3 30 3プロジェクトを実施しています。
そのため、比較的安価に亀頭直下埋没法やVカットが受けられます。
割引適用の詳細は下記記事をご覧ください。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは、最も安いのがデザインカットですが「亀頭直下」で、亀頭直下埋没法よりは傷跡が目立ちやすいです。
より高額なハイパーカットはツートンカラーがさらに目立ちにくく、さらにハイパーVカット以上のプランでは、包茎小帯(裏筋)を温存してくれます。
料金が高くなるほどより手術の仕上がりが良くなります。公式サイトに料金詳細が記載されているので、予算の範囲内で、最適なプランをお選びください。
ツートンカラーの修正手術するには?
既に包茎手術を受けていて、治したい場合は修正手術も検討してください。
ツートンカラーは修正手術、傷跡修正などの再手術によって自然な色味にできます。
ペニスのツートンカラーを治す方法は次の3つです。
- 包皮を再度切除して亀頭直下で縫合し直すことでツートンカラーを治す
- 色味の違いをレーザーや電気メスで焼灼して自然な色合いに変える
- アートメイクによって色味を調整して治す
1と2が一般的に行われるツートンカラーの治療方法です。
1はペニスにとって負担が大きく、失敗するリスクもあるので、2の方がおすすめです。
3は新宿形成外科あたりが実施していますので、確認してみてください。一番リスクは少ないですが、色味は過去の症例写真を見せてもらいながら検討しましょう。
ほとんどのクリニックで修正治療できますので、まずはメール等で問い合わせしてみてください。
包茎のツートンカラーのよくある質問
包茎のツートンカラーは時間が経てば自然と治りますか?
包茎手術後のツートンカラーについて心配な方も多いかと思いますが、時間が経てば色素沈着が起こり、自然に馴染むことが多いです。
元に戻るまでの期間は、数ヶ月から数年の経過で、ツートンカラーは目立たなくなる可能性があります。
また、手術方法によってはツートンカラーを避けられたり、目立ちにくいものもあります。
ただし、ツートンカラーがずっと残らず消えない場合もあるため、どうしても気になるのであれば手術も検討されると良いでしょう。
包茎のツートンカラーの修正費用の相場は?
包茎のツートンカラーの修正費用は、クリニックや症状によりますが、一般的に100,000円~500,000円ほどです。
料金の違いは包茎手術後の状態や目指す仕上がりの違いで決まり、通常の包茎手術に比べて難易度が高いゆえに高額になります。
具体的な費用は診察を受け、医師と相談した上で決まりますが、費用には手術費用、麻酔代、薬代、再診アフターケアの全てが含まれている場合がほとんどです。
より詳細な情報はクリニックなどの医療機関で確認してください。
包茎のツートンカラーは健康上の問題を引き起こすことはありますか?
包茎のツートンカラーは健康上の問題は特に無く、見た目的な問題の場合がほとんどです。
しかし、その見た目にコンプレックスを感じる方もいるため、気になる方は必要に応じて手術を検討しましょう。
包茎のツートンカラーに対する医学的治療は何ですか?
包茎のツートンカラーに対する治療は、主に包茎の修正手術が一般的で、個人的に直すことはほぼ不可能です。
修正手術の可否はクリニックにより異なるため、ホームページを確認したり、電話等で問い合わせてみましょう。
包茎手術と同様に痛みや腫れを伴う可能性があり、手術後の経過観察期間は約3~4週間ほどで、その間は運動や性行為などに対する禁忌事項もあります。
また、クリニックや医師の選択を誤ると逆に手術痕が残る可能性もあります。
手術を検討する際は、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
包茎のツートンカラーにより恥ずかしい思いをすることはありますか?
包茎のツートンカラーについて恥ずかしいと感じるかどうかは、個人の感じ方によって違います。
10代~40代では、性的な状況での見た目に自己意識が向き、恥ずかしさを感じやすい傾向があるかもしれません。
これはあくまで個人の感じ方であり、全ての人が同じように感じるわけではないです。
ツートンカラー自体は健康上の問題を引き起こすものではないため、医学的には治療の必要はありません。
自己の体に対する満足度や自信を向上させるために、修正手術を選択する人もいて、手術が成功すれば満足感はアップします。
包茎手術のツートンカラーまとめ