執筆者:戸田 俊介|包茎なび 編集長/SEO検定1級・医療系メディア運営15年
群馬県高崎市を拠点に、Webメディアの企画・編集・執筆を15年以上にわたり手がける編集者。男性医療系コンテンツを中心に、ユーザーの実情に寄り添った情報設計を専門とする。2011年に「包茎なび」を立ち上げ、現在に至るまで編集統括を担当。
※本記事の医療情報は、厚生労働省・国民生活センター・日本泌尿器科学会等の公的機関の情報および各クリニック公式サイトの記載に基づいて編集しています。編集ポリシー/薬機法・医療広告ガイドライン準拠ポリシー/広告ポリシー
包茎手術を考えるときに、「術後に色の境目が残って、手術したことがわかってしまうのでは」と心配する方は多いでしょう。
手術のあとに、縫い目を境に皮膚の色が2色に分かれて見える状態は「ツートンカラー」と呼ばれています。
クリニックの解説では、包皮の内側(内板)と外側(外板)の色の違いと、縫い合わせる位置が関係すると説明されているのです。
本記事では、ツートンカラーが起こる理由、目立ちにくくする術式と料金の目安、手術の前に確認すること、気になるときの修正の相談について、クリニックの公式サイトの説明をもとに整理しました。
自分に合う相談の進め方がわかるチェックも用意したので、参考にしてください。
縫う位置や仕上がりは、包茎治療を行うクリニックの無料カウンセリングで相談できます。
ツートンカラーとは?包茎手術のあとに色の境目が出る状態

ツートンカラーとは、包茎手術の縫い目を境に、亀頭側と根元側で皮膚の色が分かれて見える状態を指します。
もとは包皮の内側と外側の色の違いによるもので、縫い合わせる位置によって目立ち方が変わるのです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
包皮の内板と外板はもともと色が違う
包皮は、亀頭に接している内側の「内板」と、外から見える外側の「外板」に分けられます。
形成外科のクリニックの解説では、包皮の内板と外板には、もともと色の違いがあると説明されているのです。
同じ解説では、亀頭側の皮膚はピンク色、根元側の皮膚は茶色に見えると表現されています。
別の美容外科も、内板と外板では色合いだけでなく質感も違うとしているのです。
包茎の状態では内板が外から見えにくいため、この違いに気づいていない人も少なくありません。
色の違いは、手術の前から包皮そのものにあるものと考えておきましょう。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
医療機関の解説:包茎手術の術式一覧と選び方|銀座みゆき通り美容外科
縫い目を境に2色に見える
包茎手術では、余っている包皮を切り取り、残った皮膚どうしを縫い合わせます。
このとき内板が広く残ると、縫い目から亀頭までの間が、根元側と違う色に見えるのです。
メンズライフクリニックも、亀頭の下から縫い目までの色が2色になりやすい術式があると説明しています。
内板が広く残って縫い目が亀頭から離れると、境目が目立つとするクリニックもあるのです。
色の境目の出方は「どこで縫うか」と「内板をどれだけ残すか」で変わるといえるでしょう。
縫う位置と内板の残し方が、色の境目の見え方を左右するポイントです。
医療機関の解説:包茎手術の方法4種類を徹底解説|メンズライフクリニック
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
クリニックでは失敗例のひとつに挙げられることも
メンズライフクリニックは、包茎手術の主な失敗例として、色ムラによるツートンカラーを挙げています。
同じページでは、手術痕が目立つケロイドや、包皮の切りすぎによる違和感なども失敗例として並べられているのです。
青山セレス&船橋中央クリニックも、他院での包茎手術のあとに残る傷跡のひとつとして、ツートンカラーを紹介しています。
色の境目がどのくらい気になるかは、人によって受け止め方が違うでしょう。
気になる場合に備えて、手術の前に仕組みを知っておくことが大切です。
医療機関の解説:包茎手術についてのご紹介|メンズライフクリニック
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
ツートンカラーはなぜ起こる?切る位置と術式による違い

ツートンカラーの出方は、包皮をどこで切り、どこで縫い合わせるかによって変わります。
縫い目が亀頭から離れて内板が広く残るほど、色の境目は目立ちやすくなるのです。
クリニックの解説をもとに、術式ごとの違いを次の表にまとめました。
術式ごとの縫う位置とツートンカラーの目安
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
| 術式 | 縫い合わせる位置 | クリニックの説明 | 料金の例(税込) |
|---|---|---|---|
| 環状切開法 | 陰茎の真ん中あたり | 亀頭の下から縫い目までの色が2色になりやすい | 99,000円 |
| 亀頭直下法 | 亀頭の下部に近い位置 | ツートンカラーが出ても目立つ範囲が少ない(「全くわからない」とはいえない) | 165,000円 |
| 亀頭直下埋没法 | 亀頭直下法よりさらに亀頭に近い位置 | 縫い目をより亀頭に近づける | 275,000円 |
※メンズライフクリニックの公式サイトの説明と料金をもとに作成(2026年10月確認)。料金や術式の名前はクリニックによって違います。
縫い目が亀頭から離れると境目が目立つ
環状切開法は、余分な包皮を切り取り、陰茎の真ん中あたりの皮膚と縫い合わせる手術方法です。
メンズライフクリニックの解説では、縫い目が陰茎の中ほどにあるため、傷跡が目立ちやすいとされています。
亀頭の下から縫い目までの色が2色になりやすいことも、デメリットに挙げられているのです。
一方で、失敗のリスクが少なく、費用が比較的安いというメリットもあります。
見た目と費用のどちらを重視するかで、向いている術式は変わるでしょう。
環状切開法を選ぶときは、色の境目が出やすいことを知ったうえで決めてください。
医療機関の解説:包茎手術の方法4種類を徹底解説|メンズライフクリニック
内板が多く残りやすい術式もある
術式によって、内板の残り方が違う点にも注目しましょう。
銀座みゆき通り美容外科の解説では、クランプ法は内板側の包皮が比較的多く残るため、ツートンカラーになりやすいとされています。
旧式の作図法でも、明るい内板が残るため、傷を境に色の違いがはっきり分かれるのです。
反対に、明るい内板を取り除く亀頭直下法では、ツートンカラーにならないと説明されています。
ただし、こうした説明はクリニックごとの考え方で、仕上がりには個人差があるでしょう。
術式の名前だけでなく、内板をどれだけ残すかも確かめてください。
医療機関の解説:包茎手術の術式一覧と選び方|銀座みゆき通り美容外科
担当医によっても仕上がりは変わる
同じ術式でも、仕上がりは手術をする医師によって変わることがあります。
メンズライフクリニックは、環状切開法のデメリットに、担当医師の腕で仕上がりが大きく左右されることを挙げているのです。
青山セレス&船橋中央クリニックは、修正の診察で傷跡の位置や硬さ、皮膚の余裕を確認すると説明しています。
どこで縫うか、皮膚をどれだけ残すかは、その人の包皮の状態を見て決めるものでしょう。
術式名や料金だけで比べると、この違いは見えにくくなります。
カウンセリングでは、担当医が縫う位置をどう考えているかを聞いてみましょう。
医療機関の解説:包茎手術の方法4種類を徹底解説|メンズライフクリニック
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ツートンカラーを目立ちにくくする術式と料金の目安

ツートンカラーを目立ちにくくしたい場合は、縫い目を亀頭の近くに置く術式が選択肢になります。
ただし、目立ちにくくなっても、まったくわからなくなるとは限らないのです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
亀頭直下法は縫い目を亀頭のすぐ下に置く
亀頭直下法は、余分な包皮を切り取ったあと、亀頭の下部に近い位置で縫い合わせる手術方法です。
銀座みゆき通り美容外科は、縫い目が亀頭と陰茎の境目(環状溝)に収まるため、傷が目立ちにくいとしています。
メンズライフクリニックも、縫い目が亀頭に近いため、ツートンカラーが出ても目立つ範囲が少ないとしているのです。
さらに亀頭に近い位置で縫う「亀頭直下埋没法」という術式もあります。
どちらも、縫う位置を亀頭に近づける考え方でしょう。
亀頭直下埋没法の詳しい特徴は、別の記事で解説しています。
医療機関の解説:包茎手術の術式一覧と選び方|銀座みゆき通り美容外科
医療機関の解説:包茎手術の方法4種類を徹底解説|メンズライフクリニック
「まったくわからない」とはいえない
亀頭直下法にも、知っておきたい注意点があります。
メンズライフクリニックは、手術痕やツートンカラーが目立ちにくいものの、「全くわからない」とはいえないとしているのです。
環状切開法より費用が高くなる点も、デメリットとして挙げられています。
「ツートンカラーにならない」と説明するクリニックもあり、表現は院によって違うでしょう。
説明の言葉だけで判断せず、自分の包皮の状態でどう見えそうかを聞くことが大切です。
期待しすぎないように、仕上がりの見え方を事前に確かめておきましょう。
医療機関の解説:包茎手術の方法4種類を徹底解説|メンズライフクリニック
料金の目安と保険の扱い
メンズライフクリニックの料金は、環状切開法が99,000円、亀頭直下法が165,000円、亀頭直下埋没法が275,000円(いずれも税込)です。
美容系のクリニックでは、オプションで総額が50万円を超えることもあります。
国民生活センターの報告では、真性包茎やカントン包茎は、保険医を受診すれば保険が適用されると説明されているのです。
一方で、仮性包茎の手術は保険の対象外で、自費診療になります。
料金に何が含まれるかを確かめ、総額で比べてください。
医療機関の解説:包茎手術についてのご紹介|メンズライフクリニック
参考:美容医療サービスにみる包茎手術の問題点(2016年6月23日公表)|国民生活センター
縫う位置や総額は、無料カウンセリングで相談できます。
ツートンカラーを避けたい人が手術の前に確認すること

ツートンカラーを避けたい場合は、手術の前に確認しておきたいことがあります。
縫う位置、内板の残し方、総額の3つを、契約の前に確かめることが大切です。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
縫う位置と内板をどれだけ残すか
カウンセリングでは、「色の境目をできるだけ目立たせたくない」と最初に伝えましょう。
そのうえで、どの位置で縫う予定か、内板をどれくらい残すかを具体的に聞いてみてください。
内板が広く残って縫い目が亀頭から離れると、境目が目立つと説明するクリニックがあるからです。
自分の包皮の内側と外側で、どのくらい色の差があるかも見てもらうとよいでしょう。
説明があいまいなときは、図や写真で示してもらうとイメージしやすくなります。
「どこで縫うか」をはっきり答えてもらえるかを、比べるポイントにしましょう。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
仕上がりの写真と勃起時の状態
仕上がりのイメージは、症例写真を見せてもらうとつかみやすくなります。
写真を見るときは、自分と包皮の状態が近いか、手術からどのくらいたった写真かを確かめましょう。
青山セレス&船橋中央クリニックは、修正の診察で勃起時の状態も想定して、切除や再縫合ができるかを判断するとしているのです。
平常時だけでなく、勃起したときに縫い目がどこに来るかも聞いておくと安心でしょう。
包皮の切りすぎによる違和感も、クリニックの解説で失敗例に挙げられています。
色の境目だけでなく、皮膚の余裕も含めて確認してください。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
医療機関の解説:包茎手術についてのご紹介|メンズライフクリニック
総額を確かめて、その場で契約しない
国民生活センターは、「費用約5万円〜」の広告を見て来院した男性が、約170万円の契約をした例を紹介しています。
その日のうちに手術を受けていたとのことです。
期間が1か月を超え、金額が5万円を超える契約は、契約書面を受け取ってから8日間はクーリング・オフができます。
見積もりは持ち帰り、ほかのクリニックとも比べてから決めると安心でしょう。
困ったときは、消費者ホットライン188に相談できます。
「今日だけの割引」と言われても、その場で決めないことが大切です。
参考:男性の美容医療トラブルも増加!(2026年1月20日公表)|国民生活センター
ツートンカラーが気になるときの修正の相談

手術のあとに色の境目が気になる場合は、修正の相談を受けているクリニックもあります。
ただし、残っている皮膚の量によっては、修正が難しいこともあるのです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは手術を受けたクリニックに相談する
手術のあとに色の境目が気になったら、まずは手術を受けたクリニックに相談してください。
手術の内容を知っている医師なら、縫った位置などをもとに説明してもらえるでしょう。
腫れが残っている時期なのか、仕上がりが落ち着いた状態なのかも、あわせて確かめておくことが大切です。
相談しにくい場合は、他院の手術後の修正を受けつけているクリニックもあります。
修正の相談では、前回の手術の時期や術後の経過を聞かれることがあるのです。
手術の記録や見積書があれば、持っていくと説明しやすくなります。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
修正の方法と時期
青山セレス&船橋中央クリニックは、ツートンカラーの修正では、亀頭直下埋没法を応用して傷跡を目立たない位置へ整えると説明しています。
盛り上がった傷跡などには、レーザーなどの治療が行われることもあるのです。
修正の時期は、手術からの期間と今の状態を確認して判断するとされています。
皮膚の余裕が足りない場合は、専用の器具で包皮を伸ばす治療を検討するとのことです。
約6か月かけて皮膚の余裕を確保してから修正する方法もあると説明されています。
修正の方法と時期は、診察を受けてから医師と相談して決めましょう。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
修正の料金とリスク
青山セレス&船橋中央クリニックでは、他院の包茎手術の傷跡修正の料金を55,000円〜440,000円(税込)としています。
修正のあとにも、痛みや腫れ、出血が起こり、傷跡の盛り上がりやつっぱりが残る場合もあるのです。
皮膚の量や傷跡の状態によっては、希望の位置への修正が難しい場合もあると説明されています。
手術をすすめられないと判断されることもあるでしょう。
費用やリスクを聞いたうえで、修正が必要かを考えることが大切です。
2回目の手術を避けるためにも、最初の手術の前に縫う位置を確かめておきましょう。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
ツートンカラー「今の状態に合う相談」チェック
当てはまるものを選ぶと、相談の進め方の目安を表示します。
※このチェックは目安で、診断ではありません。迷ったときは医療機関で相談してください。
包茎手術のツートンカラーに関するよくある質問
ツートンカラーについて、よく寄せられる質問にお答えします。
医療機関の解説:他院での包茎治療後の傷跡修正|青山セレス&船橋中央クリニック
まとめ|ツートンカラーは縫う位置で変わる。手術の前に確かめよう
ツートンカラーは、包皮の内板と外板の色の違いが、縫い目を境に分かれて見える状態です。
縫い目が亀頭から離れ、内板が広く残るほど、境目が目立ちやすいと説明されています。
亀頭直下法など縫い目を亀頭に近づける術式は目立ちにくくする選択肢ですが、まったくわからなくなるとは限りません。
手術の前には、縫う位置、内板の残し方、総額を確かめ、その場で契約しないようにしましょう。
手術後に気になる場合は、まず手術を受けたクリニックに相談し、必要に応じて修正を検討してください。
縫う位置や仕上がりを相談したい方は、無料カウンセリングを利用できます。
