包茎手術で保険適用できるケース、できないケースは？料金相場を徹底解説

包茎手術は保険適用で受けることで、実質負担額を3割負担に減らすことが可能です。

結論から言えば、保険適用できるのは病院かつ真性包茎またはカントン包茎です。ただし、病院によって異なります。

ここでは、包茎手術で保険適用できるケース、保険適用のメリット・デメリット、保険適用後の包茎手術料金を紹介します。

できるだけ安く包茎手術を受けたい人、施術内容に不安がある人はぜひ参考にしてください。

包茎手術の保険適用可否

保険適用できる包茎の種類

保険適用できる包茎の種類は、真性包茎、カントン包茎です。手術を受けないと生活に支障が出るレベルの包茎ですね。

たとえば真性包茎は放置すれば正常の性交渉に影響が出るだけではなく、性病にかかりやすくなったり、悪性腫瘍などのリスクも高めてしまいます。

病院によっては、真性包茎のみ保険適用している場合もありますので、詳細は各病院に電話で問い合わせしてみてください。

また手術も決まっていて背面切開術または環状切除術という最も基本的な施術方式になります。

背面切開術や環状切除術については、別記事でまとめていますので参考にしてみてください。

手術跡が残りやすく、ツートンカラーにもなります。ツートンカラーとは包茎手術の縫合箇所に残る、不自然な色の違いのことです。

参考：環状切除術は手術失敗で後悔する？デメリットや子供の包茎への対応

保険適用できない包茎の種類

保険適用できない包茎の種類は、仮性包茎です。特に仮性包茎は成人男性の7割以上なので、一般的ですし、すべて健康保険の対象にしていたら国の医療費負担が大きくなり過ぎます。

また、真性包茎やカントン包茎であっても、背面切開術や環状切除術以外のより高度な手術方法は保険適用外となります。

保険適用を受けられるのは病院のみで、包茎手術専門クリニックは基本的には保険適用外（自費診療）です。

より高度な施術は包茎専門クリニックが行なっていることがほとんどで、院内は男性のみなどプライバシーにも十分配慮されています。

保険適用できる包茎手術のメリット・デメリット

保険適用できる包茎手術のメリット

とにかく安く手術が受けられるので、予算が限られている人は保険適用の料金メリットは大きいです。

病院にもよりますが、真性包茎やカントン包茎が、だいたい総額2万円以外で手術が受けられます。

普通に包茎手術を受けると、およそ6万円から12万円はかかります。 つまり相場の1/3から1/6の料金で済みます。

保険適用できる包茎手術のデメリット

保険適用できる包茎手術にもデメリットがあります。例えば、次のようなことです。

先ほど解説した通り、保険適用できる包茎の種類は真性包茎とカントン包茎です。

保険適用できる包茎手術は安価なプランになるので、どうしても傷跡やツートンカラーと呼ばれる縫合の色の違いなどが出てきます。つまり、仕上がりがよくありません。

傷跡などを修正しようと思えば数十万円かかりる場合もありますし、修正手術で治せないぐらい手術跡が残るケースも0ではありません。

包茎手術がバレたくないのであればより高度な施術を受ける方がメリットは大きいです。

包茎手術は一生に一度なので、保険適用で受けるのか、それとも多少料金は高くても手術の質を重視するのか。料金と仕上がりのバランスをよく検討されることをお勧めします。

包茎手術の保険適用後の料金相場

保険適用で包茎手術を受ける場合、保険適用前の総額5万円ですが、個人負担は3割負担の1.5万円前後が多いです。

手術費用とは別途診察費用が1000円ほどかかる場合もあります。事前に調べてから来院してください。

万が一包茎手術跡が残った場合、その傷跡修正には数十万円以上かかる場合もありますので、気を付けてください。

可能であれば、包茎手術の症例写真を見せてもらいましょう。そうすることでイメージできます。

病院によっては症例写真を公開していないところもあります。それも含めて事前に電話で聞いておくと安心ですね。

金銭的に余裕があるなら包茎専門クリニックで受けよう

確かに包茎手術が3割負担で実質2万円弱で受けられるのは相当なメリットです。

しかしその反面、仕上がりが悪かったり傷跡が残ったり、プライバシーが全然配慮されていません。

会社員としてちゃんと働いているのであれば、お金を貯めてより良い手術を受けることをお勧めします。

年齢が若い男性ほど後先考えずにとりあえず安ければ良いと考えがちです。 しかし包茎手術は一生ものですから、一度手術に失敗したら取り返しがつかなくなります。

そういった失敗を避けるためにも必ず症例写真を確認するようにしましょう。 それで納得はできるのであれば保険適用で受けても問題ありません。

逆に手術跡が残したくない、女性に見られたくない、仕上がりを重視したいという方は包茎専門クリニックを検討してみましょう。

当サイトには有名な包茎クリニックをすべて記事にまとめていますので参考にしてみてください。

保険適用に関するよくある質問

なぜ包茎専門クリニックでは保険適用できない？

包茎専門クリニックでは最先端の治療を受けることができますが、健康保険を使わない自由診療を主としています。

そのため診療費は全額会社が負担しなければなりません。その分、満足のいく治療が受けられる可能性が高いです。

保険適用できる施術内容は何が違う？

保険適用ができる施術内容は包茎手術で最も基本的と呼ばれている環状切除術や背面切開術です。

最もベーシックなプランですので、仕上がりの綺麗さよりもとにかく包茎手術を治すことに特化した手術内容です。

手術跡を他人に知られたくなければ、保険適用はお勧めしません。

包茎手術跡修正も保険適用できる？

保険適用の場合、包茎手術を受けたあと、傷跡を治したくなることもあるでしょう。

見た目を改善するための修正手術は、基本的には保険適用外になります。

手術が大失敗して生活に支障が出るレベルであれば保険適用できる場合もあります。

詳しくは各病院の医師に確認してください。

重度の仮性包茎は保険適用できる？

重度の仮性包茎とは勃起しても包皮が亀頭に被っている場合などがあげられます。

この場合射精したとしても妊娠ができなかったりするなど、生活に支障が及ぶため、保険適用できる場合はあります。

保険適用できるかどうかは病院によって異なりますので、まずは保険適用できる病院を探し、診察を受けて医師の診断を仰いでください。