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包茎手術の縫合糸は?種類と抜糸時期を解説

2021-10-07

包茎手術 糸

包茎手術における縫合糸はナイロンと吸収糸どっち選ぶべき?

包茎手術の縫合糸の種類が自由に選べる場合、どちらの糸にすべきか迷うかもしれません。

包茎手術後の縫合には、ナイロン製糸と溶ける糸(吸収糸)の2種類あります。

この記事では、包茎手術の縫合に使われる縫合糸の種類と特徴、選び方、包茎手術クリニックごとの料金などを解説します。

縫合糸は体質やニーズに合わせて、個人個人でおすすめは違います。医師と相談した上で選ぶことをおすすめします。

 

包茎手術と縫合糸の種類と特徴

縫合糸の役割

包茎手術における縫合糸の役割は、術後の傷口を安定化し、人体の自然治癒を促すことです。

まず、縫合糸は包茎手術中において皮膚の切開部位を閉じるために使用され、血液の流出を防ぎ、感染リスクを最小限に抑えます。

次に、縫合糸は傷口の端を合わせ、新たな組織が成長して傷口を自然に癒すのをサポートします。

糸は一定の時間が経過した後、体内で自然に吸収される(吸収糸)か、または医師によって除去(非吸収糸)されます。

縫合糸は主に2種類(吸収糸と非吸収糸)

包茎手術の縫合には、主に吸収糸と非吸収糸の2種類が使われます。

吸収糸は体内で自然に吸収される特性を持つ糸で、後から糸を取り出す必要がなく、特に皮膚下や組織内の深部での縫合に利用されます。

糸の種類や使用部位により異なりますが、体内に糸が吸収されるまでの期間は、一般的に数週間から数ヶ月かかります。

一方、非吸収糸は体内で吸収されない材質で作られており、これは表皮部の縫合や、長期間の補強が必要な場合に使われます。

非吸収糸を用いた場合、傷口の癒合後に医師が糸を取り除く必要があり、抜糸のために再来院する必要があります。

どちらの糸を使用するかは、患者の状態、手術部位、手術内容、そして医師の判断によります。

ナイロン製糸の材質と特徴

材質ナイロン
黒、白、青、透明など
抜糸必要
料金無料(手術費用込み)が多い

包茎手術では通常、耐久性に優れた非吸収性のナイロン製縫合糸が用いられます。

ナイロン糸(非吸収)は強くて滑りやすい特性を持ち、傷口の強固な結合とスムーズな縫合ができるため、組織を傷つけることなく医師が精度高く操作できます。

しかし、ナイロンは体内で自然に吸収されず、傷口の治癒後に医師により取り除く必要があり、再来院の手間がかかります。

それでも、その糸の強さによる安心感と使いやすさから、包茎手術の縫合糸として広く選ばれています。

溶ける糸(吸収糸)の材質と特徴

出典:MSクリニック

材質ポリグリコール酸が一般的
紫が一般的
再来院不要
抜糸不要
料金別途料金かかる場合あり

溶ける糸(吸収糸)は一定の強度を持ち、体内で分解されるポリグリコール酸が主に使用されます。

包茎手術において使われる吸収糸は、体内で時間と共に自然に溶ける特性を持つ糸です。

その材質は通常、自然由来(例えば、羊の腸から作られるカチン糸)または合成ポリマー(例えば、ポリグリコン酸やポリグリコール酸)によります。

吸収糸は体内で自然に吸収されるため糸の除去が不要です。

これは特に、体内の深部で使用される際や、病変部の治癒に時間がかかる場合、さらに遠方のため再来院が難しい場合に有利です。

しかしながら、吸収糸は通常、非吸収糸(ナイロン糸など)よりも強度が低いという特性を持っています。

また、吸収にかかる時間は、糸の種類や使用される部位によりますが、一般的に数週間から数ヶ月程度です。

その間、傷口の治癒を適切に支えるために必要な強度を保つことが重要となります。

 

包茎手術における吸収糸と非吸収糸の選び方

包茎手術 縫合糸 選び方

包茎手術に吸収糸が向いている人

包茎手術に吸収糸を用いる方法は、手術後の痛みや不便さを軽減することができます。

吸収糸を使用する最大の利点は、手術後に糸を取り除く必要がないことに尽きます。

体内で自然に吸収されるため、手術後のケアが容易になり、抜糸のための再来院の手間も省けます。

これは特に、ケアの難しさにより包茎手術を避けている人にとって有効です。

ただし、吸収糸には一部の人で皮膚反応を引き起こす可能性があり、また吸収までの期間は個々の体質や糸の種類により異なる点は注意が必要です。

包茎手術に非吸収糸(ナイロン糸)が向いている人

非吸収糸(ナイロン糸)を使用する包茎手術は、特に手術後の傷口の形状や整った見た目を重視する人向きです。

非吸収糸はその名の通り体内で吸収されないため、医師が手術後に糸を取り除く必要がありますが、このために傷口の整形がより精密に行え、美しい仕上がりが期待できます。

また、非吸収糸は体内に残らないため、吸収糸に比べてアレルギーや異物反応を起こしにくいとされています。

しかし、この手術法を選ぶ場合は、糸を取り除くための追加の医療行為や、それに伴う多少の不快感を覚悟する必要があります。

縫合糸の種類は医師と相談して選ぼう

縫合糸の種類は手術の結果や経過、ご自身のライフスタイルや期待値に大きく影響するため、手術前に医師と十分に相談することが重要です。

吸収糸は体内で自然に吸収されるため、手術後のケアが容易ですが、一部の人に皮膚反応を引き起こすことがあります。

一方、非吸収糸は美しい結果を得やすいですが、手術後に糸を取り除く必要があるのです。

これらの違いを理解し、自分の生活習慣、心身の健康状態、期待する結果等を医師と共有することで、最適な縫合糸を選ぶことができます。

また、医師の経験や専門知識を活用して、自分自身の体質や特性に最も合った糸を選ぶことも重要です。

医療の選択は患者中心で選ぶ必要であり、縫合糸の選択も例外ではありません。

 

包茎手術クリニックの縫合糸の種類と料金

包茎手術 縫合糸 費用

包茎手術クリニックごとに縫合糸の種類と料金は以下の通り。

クリニック名ナイロン製糸の料金吸収糸の料金
メンズライフクリニック-(非対応)手術代込み
ABCクリニック手術代込み手術代込み
MSクリニック手術代込み手術代込み
エーツー美容外科-(非対応)手術代込み
東京ノーストクリニック-(非対応)手術代込み
青山セレスクリニック手術代込み+33,000円
皐月クリニック-(非対応)手術代込み
上野クリニック手術代込み+30,800円~
池袋GOHクリニック+11,000円手術代込み

※料金はすべて税込です。

上記の表は、異なるクリニックにおける縫合糸の料金設定を示しています。非吸収糸(ナイロン糸)と吸収糸がそれぞれどの程度の費用で提供されているかを比較できます。

一部のクリニックでは、非吸収糸の使用が対応していない場合があります。

これは非吸収糸が一部の患者さんにとって手術後のケアが必要となり、また糸を取り出すための再診が必要となるためです。

多くのクリニックでは、手術代に縫合糸の費用が含まれており、手術後の費用追加を嫌がることを配慮されているのかもしれません。

しかし、一部のクリニックでは吸収糸を使用する場合に追加の料金が発生することがあります。

これは、吸収糸が一般的に非吸収糸よりも高価であり、そのコストを反映している可能性があります。

医療の選択は個々の患者さんの状況と要望によりますので、各クリニックの料金体系を理解し、自分のニーズと予算に合った選択をすることが重要です。

 

包茎手術後のスケジュール・過ごし方

包茎手術後のスケジュールと過ごし方は、手術の種類や個人の体調によって異なりますが、以下は一般的なガイドラインです。

手術直後~1週間

  • 手術直後に局所麻酔が切れた後、痛みを感じることがあるため、医師が処方した痛み止めを適切に使用する。
  • 手術部位は清潔に保ち、医師の指示に従ってケアを行う。
  • できるだけ安静にし、運動や激しい活動は避ける。
  • 着衣時に摩擦を防ぐため、ゆったりとした下着や服装を選ぶと良いです。

1週間~2週間

  • この時期には抜糸が行われることが多いです。
  • 溶ける糸を使用した場合は抜糸は不要です。
  • まだ運動や性的な行為は避ける。
  • 手術部位の腫れや痛みが徐々に和らいでくることが多い。

2週間~1ヶ月

  • この時期になると、日常生活に戻ることができるようになりますが、まだ激しい運動は控えるべきです。
  • 手術部位の感染予防や清潔なケアを続けてください。

1ヶ月以降

  • 大抵の場合、この時期には完全に回復し、通常の活動を再開できます。
  • ただし、医師の指示に従い、必要に応じてフォローアップの診察を受けてください。

手術後の過ごし方は、医師の指示に従うことが最も重要です。

また、回復には個人差があるため、無理をせず自分の体調をよく観察しながら進めてください。

 

縫合糸のよくある質問

包茎手術 縫合糸 よくある質問

抜糸は必須ですか?

抜糸が必要かどうかは使用する糸の種類によります

非吸収糸を使用した場合、傷口が十分に治癒した後で抜糸が必要です。

一方、吸収糸は体内で自然に分解されるため、抜糸の必要はありません。

どちらの糸を使用するかは、手術の種類や患者の状況により、医師と相談して決めます。

抜糸は痛いですか?

抜糸は基本的に痛みを伴うものではありません。

しかし、感じ方は個人差があり、抜糸時に少しの違和感を感じる人もいれば、全く感じない人もいます。

不安な方は医師に相談し、適切なケアを受けましょう。

抜糸の時間はどれぐらい?

抜糸の時間は短く、通常は数分程度で終わります。

ただし、縫合部位の大きさや糸の数により、若干のばらつきがあります。

医師の指示に従い、適切な時期と方法で抜糸を行いましょう。

吸収糸と非吸収糸、どちらが良いですか?

吸収糸と非吸収糸、どちらが良いかは手術の種類や個々の状況によって異なります。

吸収糸は体内で自然に溶けるため抜糸の必要がなく、非吸収糸は強度がありますが抜糸が必要です。

そのため、医師と相談して決めることをおすすめします。

抜糸後に何か特別なケアは必要ですか?

抜糸後のケアは必要で、傷口の清潔さを保ち、感染を防ぐために定期的な洗浄が必要です。

また、医師から指示された場合は抗生物質を使用します。

適切なケアにより、傷跡を最小限に抑えることが可能です。

縫合糸が自然に取れた場合、どうすればいいですか?

縫合糸が自然に取れた場合でも、特に問題はありません

ただし、傷口が開いたり痛みや赤みが出た場合は、すぐに医師に連絡してください。

自己判断でなく、クリニックの専門医などの専門家の意見を求めることが大切です。

縫合糸が体に合わない場合、どうすればいいですか?

縫合糸が体に合わない場合、アレルギー反応などの症状が出ることがあります。

痒みや腫れ、赤みなどが現れたら、すぐに医師に相談しましょう。

適切な治療や糸の交換が必要な場合もありますので、自己判断せず専門家の意見を求めることが重要です。

抜糸後の禁止事項は?

抜糸後は、傷口の清潔さを保つことが大切で、傷口を濡らすのは避けましょう。

また、強い摩擦や衝撃も避ける必要があります。適切なケアを怠ると、感染症のリスクが高まります。

医師からの指示に従い、適切なアフターケアを行うことが重要です。

 

まとめ

包茎手術 縫合糸 まとめ

包茎手術における縫合糸の種類、選び方、クリニックごとの追加費用について紹介しました。

縫合糸は主に吸収糸と非吸収糸の2種類に分けられ、その中でもナイロン製の非吸収糸や自然に溶ける吸収糸があります。

個々の体質や手術の目的によって最適な糸が異なり、適切な縫合糸の選択が手術結果に影響を及ぼします。

吸収糸が適しているケースもあり、逆に非吸収糸が適しているケースもありますので、医師と相談しながら選びましょう。

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