執筆者:戸田 俊介|包茎なび 編集長/SEO検定1級・医療系メディア運営15年
群馬県高崎市を拠点に、Webメディアの企画・編集・執筆を15年以上にわたり手がける編集者。男性医療系コンテンツを中心に、ユーザーの実情に寄り添った情報設計を専門とする。2011年に「包茎なび」を立ち上げ、現在に至るまで編集統括を担当。
※本記事の医療情報は、厚生労働省・国民生活センター・日本泌尿器科学会等の公的機関の情報および各クリニック公式サイトの記載に基づいて編集しています。編集ポリシー/薬機法・医療広告ガイドライン準拠ポリシー/広告ポリシー
包茎手術を考えるとき、「糸は溶けるのか」「抜糸のために通院が必要か」が気になる方は多いでしょう。
包茎手術で使う糸には、体の中で自然に溶ける吸収糸と、あとで抜糸するナイロン糸などの非吸収糸があります。
どちらを使うか、いつ溶けるか、いつ抜糸するかは、クリニックによって説明が違うのです。
本記事では、糸の種類と特徴、溶ける時期と抜糸の目安、術後の通院、糸が残る・ほつれるときの対処、手術前に確かめたいことを、クリニックの公式情報などをもとに整理しました。
術後の糸の状態に合わせた対応がわかるチェックも用意したので、参考にしてください。
糸の種類や抜糸の有無は、無料カウンセリングで手術前に確かめられます。
包茎手術で使う糸は「溶ける糸」と「抜糸する糸」

包茎手術で傷を縫う糸は、大きく「溶ける糸(吸収糸)」と「抜糸する糸(非吸収糸)」の2つに分かれます。
どちらの糸を使うかで、抜糸のための通院が必要かどうかが変わるのです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
溶ける糸(吸収糸)の特徴
溶ける糸は、傷が治るのにあわせて体の中で分解・吸収される糸です。
東京ノーストクリニックは、溶ける糸は傷口がふさがるとともに自然に溶けて取れるため、来院して抜糸する必要はないと説明しています。
抜糸のための通院がいらないため、遠方の人や忙しい人には負担が少ないでしょう。
一方で、自然に取れるまでの間は、糸が傷に残った状態が続くのです。
青山セレスクリニックは、吸収糸はナイロン糸より太めのものを使う必要があると説明しています。
通院の手間が少ない反面、糸が残る期間があることを知っておきましょう。
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抜糸する糸(ナイロン糸)の特徴
ナイロン糸は体の中で分解されない糸で、傷がふさがったあとに抜糸が必要です。
東京上野クリニックは、ナイロン糸は強度が高く、組織の反応が少ないためアレルギーの心配が少ないと説明しています。
東京ノーストクリニックによると、表面がなめらかで、抜糸のときにスルッと抜けやすいのが特徴です。
青山セレスクリニックは、細い糸で縫えるため傷口への負担が小さいとしています。
ただし、抜糸のためにもう一度通院が必要でしょう。
仕上がりを重視するか、通院の少なさを重視するかで、向き不向きが変わります。
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どちらを使うかは院によって違う
溶ける糸と抜糸する糸のどちらを使うかは、クリニックによって違います。
ABCクリニックや皐月クリニックは、包茎手術に吸収糸(溶ける糸)を使うと公式サイトで説明しているのです。
MSクリニックのように、吸収糸と通常の糸のどちらかを選べるとしている院もあります。
高須クリニックの医師は、吸収糸で縫ったうえで、2週間後くらいに抜糸に来ることをすすめているのです。
同じ「溶ける糸」でも、抜糸をするかどうかの考え方は院によって異なるといえます。
気になる場合は、手術前に使う糸と抜糸の有無を聞いておきましょう。
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糸が溶ける時期と抜糸の時期の目安

糸が溶ける時期や抜糸の時期は、クリニックごとに説明が違います。
溶ける糸は数週間〜2か月ほどで取れ、抜糸する糸は術後10日〜3週間ほどで抜糸すると説明されることが多いのです。
各院の説明を、次の表にまとめました。
糸と抜糸についての各院の説明
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
| 医療機関 | 溶ける糸(吸収糸) | 抜糸する糸(非吸収糸) |
|---|---|---|
| ABCクリニック | 吸収糸を使用し、基本的に抜糸は不要 | ― |
| 皐月クリニック | 吸収糸(溶ける糸)で縫合し、通院は必要ない | ― |
| 東京ノーストクリニック | 自然に溶けて取れるので抜糸は不要。数週間たっても取れなければ受診 | ナイロン製は2週間前後で抜糸 |
| 東京上野クリニック | 数週間〜数か月かけて分解され、抜糸は不要 | 術後2週間程度で抜糸するのが一般的 |
| MSクリニック | 5〜8週間程度で溶け、抜糸の来院は不要 | 約3週間後に来院して抜糸 |
| 心斎橋中央クリニック(泌尿器科・形成外科) | 2週間程度で溶けはじめ、1か月後にはなくなる | 術後10日前後に来院 |
| 英国NHS(公的医療) | 2〜6週間で溶ける。6週間たっても溶けなければ受診 | ― |
※各医療機関の公式サイトの説明をもとに作成(2026年10月確認)。術式や糸で変わるため、実際の予定は手術を受ける院で確かめてください。
溶ける糸が取れるまでの目安
溶ける糸が取れるまでの期間は、院によって説明に幅があります。
心斎橋中央クリニックは、2週間程度で溶けはじめて1か月後にはなくなると説明しているのです。
MSクリニックは5〜8週間程度、東京上野クリニックは数週間から数か月かけて分解されるとしています。
英国の公的医療機関であるNHSも、溶ける糸は2〜6週間で溶けると案内しているのです。
糸の素材や太さ、傷の治り方によって、取れる時期は人によって前後します。
1か月たっても糸が少し残っていること自体は、珍しくないと考えてよいでしょう。
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参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
抜糸する糸は術後10日〜3週間ごろ
ナイロン糸などの溶けない糸を使った場合は、傷がふさがったころに抜糸をします。
抜糸の時期は、東京ノーストクリニックが2週間前後、東京上野クリニックが術後2週間程度を目安としているのです。
心斎橋中央クリニックは術後10日前後、MSクリニックは約3週間後の来院を案内しています。
東京上野クリニックは、早すぎる抜糸は傷口が開くおそれがあり、遅すぎると糸が皮膚に埋もれて取りにくくなると説明しているのです。
抜糸の予定日は手術のときに確かめておき、予定どおりに通院しましょう。
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溶ける糸でも抜糸をすすめる院もある
溶ける糸を使っていても、抜糸をすすめるクリニックもあるのです。
高須クリニックの医師は、吸収糸で縫った場合でも2週間後くらいの抜糸をすすめています。
糸が長く残るほど縫った糸の跡(スーチャーマーク)が残りやすく、糸に雑菌がついて不潔になりやすいことを理由に挙げているのです。
また、2〜3週間後のころには糸がある程度なくなっていて、抜糸の痛みはごくわずかとしています。
溶ける糸だから通院がいらない、とは限らないでしょう。
抜糸をすすめられたときは、その理由と費用を確かめておくと安心です。
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術後の通院と抜糸の流れ

術後の通院が必要かどうかは、使う糸の種類と院の方針によって変わります。
溶ける糸を使う院では、術後の定期的な通院は基本的に不要としているところが多いのです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
溶ける糸なら通院は基本的に不要な院が多い
ABCクリニックは、吸収糸を使うため基本的に抜糸は必要なく、定期的な通院も基本的に不要と説明しています。
皐月クリニックも、包茎手術後の通院は必要ないとしたうえで、不安な人は通院してかまわないとしているのです。
メンズライフクリニックも、手術後は基本的に通院の必要はないと説明しています。
一方で心斎橋中央クリニックは、非吸収糸を使った場合は術後10日前後の来院が必要としているのです。
通院が必要かどうかは、糸の種類とあわせて手術前に確かめておきましょう。
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抜糸の痛みと時間
抜糸は、縫った糸を取り除く処置です。
東京上野クリニックは、抜糸で強い痛みを感じることは少なく、処置自体もごく短時間で終わると説明しています。
ただし、傷が完全にくっついていない場合などは、軽く引っ張られる感覚やチクチクした感覚があるとしているのです。
同院は、受付から説明まで含めて、滞在時間は30分から1時間ほどを見込んでおけばよいとしています。
ナイロン糸は、抜糸のときにスルッと抜けやすいとも説明されているのです。
痛みが不安な人は、抜糸の流れを事前に聞いておくと安心でしょう。
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気になることがあれば相談できる
通院が基本的に不要な院でも、術後に気になる症状があれば相談や診察を受けられる院が多くあります。
MSクリニックは、アフターケアは何度来院しても無料とし、メールやLINEでの相談にも対応しているのです。
ABCクリニックは、術後に気になる症状があればLINEや電話で相談できると案内しています。
メンズライフクリニックは、アフターフォローは無料で、全国の院でアフターケアを受けられるとしているのです。
術後の相談先と連絡方法は、手術の前に控えておきましょう。
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糸が残る・ほつれる・チクチクするときの対処

術後しばらくは、糸の端が出ていたり、ほつれて見えたりして気になることがあるでしょう。
糸を自分で抜いたり切ったりせず、気になるときは手術を受けた院に相談してください。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分で抜いたり切ったりしない
糸の端が飛び出していたり、ほつれて見えたりすると、自分で取りたくなるかもしれません。
しかし東京ノーストクリニックは、医師の指示に従い、自分で抜糸しないよう呼びかけています。
溶ける糸についても、自己判断はせずに医師の指示に従うよう説明しているのです。
傷が十分にくっついていない時期に糸を引っ張ると、傷口が開いたり、出血したりするおそれがあります。
糸の端が下着にこすれてチクチクする場合は、患部をこすらないように過ごし、続くときは院に相談しましょう。
ハサミや爪で糸を切るのはやめてください。
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数週間たっても糸が残るとき
溶ける糸は、取れるまでに数週間から2か月ほどかかることがあります。
東京ノーストクリニックは、数週間たっても糸が取れない場合は手術した病院で診てもらうよう案内し、医師が抜糸を行うこともあるとしているのです。
英国のNHSは、6週間たっても糸が溶けていない場合は、かかりつけ医に相談するよう案内しています。
MSクリニックのように5〜8週間程度で溶けると説明している院もあるため、まずは手術を受けた院の説明を確かめましょう。
院の説明より長く糸が残っているときは、自分で取らずに相談してください。
医療機関の解説:包茎手術の抜糸はいつ?手術で使う縫合糸の種類や特徴について|東京ノーストクリニック
参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
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すぐに連絡したい症状
糸の違和感とは別に、すぐに連絡したい症状もあります。
ABCクリニックは、清潔な包帯で5〜10分ほど押さえても止まらない出血や、傷口が大きく開いた場合は、早急に連絡・受診するよう案内しているのです。
亀頭の色が急に濃くなる、黒っぽくなる、冷たく感じる、尿がほとんど出ないといった場合も、早急な連絡が必要としています。
NHSは、傷が赤い・熱をもっている、高い熱がある、膿やにおいがあるといったときも受診をすすめているのです。
夜間や休日でも、まずは手術を受けた院に連絡しましょう。
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参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
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手術前に糸について確かめたいこと

糸の種類や抜糸の有無は、術後の通院や過ごし方にかかわります。
カウンセリングで、糸・抜糸・通院・費用をまとめて確かめておくと安心です。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
使う糸と抜糸の有無を聞く
カウンセリングでは、まず溶ける糸と抜糸する糸のどちらを使うのかを聞きましょう。
抜糸する糸なら、抜糸の時期と、そのために何回通院するかも確かめておきます。
溶ける糸でも抜糸をすすめる院があるため、抜糸をするかどうかも聞いておくと安心です。
糸が取れるまでの目安や、糸が残ったときにどうすればよいかも、あわせて聞いておくとよいでしょう。
仕事や住まいの都合で通院が難しい人は、そのことも伝えて相談してください。
「糸の種類・抜糸・通院の回数」の3つを、手術の前に確かめましょう。
術後の相談先と費用を確かめる
術後に糸や傷が気になったとき、どこに、どうやって連絡するかも確かめておきましょう。
MSクリニックのようにアフターケアを無料としている院や、メンズライフクリニックのように全国の院でアフターケアを受けられるとしている院もあります。
抜糸や再診に費用がかかるかどうかも、見積もりの段階で聞いておくと安心です。
夜間や休日に連絡できる窓口があるかも、手術の前に確かめておくとよいでしょう。
料金表に書かれていない費用がないかも、あわせて聞いておきます。
総額に何が含まれるかを、書面で確かめておくことが大切です。
医療機関の解説:各手術・治療後について|MSクリニック
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その場で契約しない
国民生活センターは、「費用約5万円〜」の広告で来院した男性が、約170万円の契約をしてその日のうちに手術を受けた例を紹介しています。
包茎手術のトラブルでは、即日契約・即日施術が多いことも報告されているのです。
期間が1か月を超え、金額が5万円を超える契約は、契約書面を受け取ってから8日間はクーリング・オフができます。
見積もりは持ち帰り、ほかの院とも比べてから決めると安心でしょう。
「今日だけ」と急かされても、その場で決めないことが大切です。
参考:男性の美容医療トラブルも増加!(2026年1月20日公表)|国民生活センター
参考:美容医療サービスにみる包茎手術の問題点(2016年6月23日公表)|国民生活センター
糸や通院のことは、無料カウンセリングで相談できます。
術後の糸「今どうすればいいか」チェック
当てはまるものを選ぶと、連絡の目安と気をつけたいことを表示します。
※このチェックは目安で、診断ではありません。迷ったときは手術を受けた院か医療機関に相談してください。
包茎手術の糸に関するよくある質問
包茎手術の糸について、よく寄せられる質問にお答えします。
医療機関の解説:包茎手術の抜糸はいつ?手術で使う縫合糸の種類や特徴について|東京ノーストクリニック
まとめ|糸の種類と抜糸の有無は、手術前に確かめよう
包茎手術の糸には、自然に溶ける吸収糸と、あとで抜糸するナイロン糸などがあります。
溶ける時期や抜糸の時期は院によって説明が違い、溶ける糸は数週間〜2か月ほど、抜糸は術後10日〜3週間ほどが目安です。
溶ける糸を使う院では、通院は基本的に不要としているところが多いでしょう。
糸が残る・ほつれるときは自分で抜いたり切ったりせず、手術を受けた院に相談してください。
出血が止まらない、傷が開いた、色が黒っぽいといったときは、すぐに連絡することが大切です。
糸や抜糸のことも含めて相談したい方は、無料カウンセリングを利用できます。
