包茎手術では性感度が低下する場合もあるので、事前に知っておかないと後悔するかもしれません。
手術の失敗、裏筋の切除などによって性感が低下することもあり得ますし、術後しばらくの感度低下は一般的に起こり得ます。
この記事では、包茎手術による性感度低下する3つのケース、予防策、既に感度低下した場合の対処方法などを解説します。
包茎の術後の悩みは、病院やクリニックに相談することが一番の解決のコツです。
ペニスの性感帯は主に3つ
亀頭、カリ、裏筋が性感帯
ペニスの性感帯は亀頭、カリ、裏筋の3つに集約できます。
包茎手術によって、この3つの部位を傷付けたり切除しない限りは、基本的に感度低下は起こりにくいで。
包茎手術では、術式によって切除する部位が異なり、施術方法によっては感度低下することもあり得ます。（後ほど解説）
また、性感度は主観的なもので、実際は低下していないが低下したと感じることもあります。
包皮は感度低下と関係ある？
切る包茎手術は必ず包皮を切除します。包皮と性感は直接的には無関係です。
しかし、包皮が切除することで、多少なりとも感覚が変わったり、違和感を感じる人も少なくないです。
包茎手術に成功していれば、長期的にはそれが普通になっていき、以前と変わらない感覚へ戻っていきます。
短期的な感覚の変化も気になるのであれば、包茎手術やるかどうか見直してみることをお勧めします。
包茎手術で感度低下する3つのケース
包茎手術後に感度が低下する原因・状況は、次の3つが考えられます。
- 亀頭直下埋没法（裏筋切除）
- 包茎手術の失敗
- 手術から2ヶ月以内
１．亀頭直下埋没法（裏筋除去）
包茎手術で感度が低下するのは、亀頭、カリ、裏筋のいずれかを切除・傷つけるする場合です。
包茎手術が失敗しない限りは、術式の種類によらず亀頭、カリを切除される事はありません。
一方で裏筋は、包茎手術の術式によっては切除される場合もあるので注意しましょう。
具体的には、ツートンカラーや傷跡を目立たなくする亀頭直下埋没法では、裏筋ごと切除することもあります。
ただし、亀頭直下埋没法でも裏筋を残すVカット法と呼ばれる術式がありますが、料金が高額かつ高い医療技術が求められます。
裏筋切除は、性感に影響しないという声もありますが、残せるなら残しておくに越したことはありません。
-
亀頭直下埋没法のデメリットは？クリニック選びのポイントを解説
亀頭直下埋没法は、ツートンカラーなどの傷跡が残りにくい包茎手術の一つで、従来の環状切開法に変わる方法として主流となってきています。 亀頭直下埋没法はその名の通り、亀頭直下の普段隠れる部分で包皮を切除・ ...
続きを見る
２．包茎手術の失敗
医師の技術力が低く、不適切な手術方法の場合は、性感帯を傷つけて感度低下するリスクも0ではありません。
また、性感帯は傷つけないが、切除方法が悪く痛みが長引くケースも性感を感じにくくなる可能性があります。
これから包茎手術を受ける方は、まず前提として技術力がある認定医師がいるクリニックを選びましょう。
クリニックが長く運営されていて、知名度も高く、全国展開されているクリニックは、問題ない可能性が高いでしょう。
そして、できれば泌尿器科と形成外科の両方の知見を持つ医師がいれば確実だと思います。
当サイトで紹介しているクリニックはいずれも知名度が高く、包茎手術の失敗リスクを最小限に抑えられるはずです。
-
【高額請求・手術ミス】包茎手術の失敗やトラブルの回避方法 9選
包茎手術に失敗する5つの原因 ①担当医師の技術力や経験不足 包茎手術に失敗する主な原因として、医師の技術力や経験不足が挙げられます。 余分な包皮を切除・縫合する包茎手術において、正確な切 ...
続きを見る
３．包茎手術から2ヶ月以内
仮に包茎手術が成功したとしても、性交渉できるまで1ヶ月かかり、2ヶ月以内は少し性感が低下する場合もあります。
個人差はありますが、性交渉は出来るようになっても、しばらくは若干の違和感が残ることで性感が低下したと感じる場合もあります。
そういった違和感を感じる場合は、性感が低下しがちです。手術から数ヶ月経っても性感が戻らない場合は、手術受けたクリニックや病院に問い合わせしましょう。
包茎などに対応した男性専門クリニックであれば、無償でアフターケアしてくれる場合がほとんどです。
包茎手術の感度低下の予防策
医師・クリニックをしっかり選ぶ
包茎手術で性感を維持したいのであれば、一番大切なのは医師やクリニック選びですね。
まともな医師に包茎手術をやってもらい、成功すれば性感度が下がることは考えにくいです。
そのためにも、当サイトなどを利用してしっかり包茎とクリニックについて情報収集した上で、クリニックヘ足を運んで話を聞くことが重要です。
亀頭直下埋没法は必ずVカットも行う
最も安価な環状切除術はツートンカラー（縫合による色の違い）が起こったり、傷跡が目立つので避けた方が無難です。
それで、多くの場合は亀頭直下埋没法を選ぶ人が多いのですが、必ずVカット（裏筋温存）のオプションを付けましょう。
クリニックによっては名称が異なる場合もありますが、「裏筋を残す亀頭直下埋没法でお願いします」と言えば通じます。
-
亀頭直下埋没法のデメリットは？クリニック選びのポイントを解説
亀頭直下埋没法は、ツートンカラーなどの傷跡が残りにくい包茎手術の一つで、従来の環状切開法に変わる方法として主流となってきています。 亀頭直下埋没法はその名の通り、亀頭直下の普段隠れる部分で包皮を切除・ ...
続きを見る
軽度の包茎なら手術すべきか検討する
真性包茎、カントン包茎は自然に治らないので手術が必要な場合もありますが、仮性包茎であれば包茎手術は必須ではありません。
仮性包茎とは、自分で皮をむける状態ですが、日本人男性の7割以上が該当します。一方で、真性包茎やカントン包茎は手術必須です。
あえて、性感を変化させる可能性のある包茎手術を受けるべきか、いま一度検討してみると良いです。
未成年の真性包茎は自宅での治療を試す
ペニスが成長途中の未成年の真性包茎の場合は自宅で包茎を完治できるかもしれません。
様々な器具が販売されており、少し高いですがこれで包茎が完治できるのであれば、けっして高くないです。
たとえば、キトー君であれば、性感帯を損なわずに包茎を治療できます。
デメリットは根気強く続ける必要がある点ですが、包茎手術しなくて治るのであれば試す価値はあります。
-
仮性包茎を自力で治すデメリットは？仮性包茎の改善グッズを紹介
男性の7割が仮性包茎と言われていますが、病院やクリニックに行く前に、仮性包茎を自力で治したいですよね。 実は皮は一度伸びると自力では元に戻せません。仮性包茎はむき癖を付けることができても、自力で治すの ...
続きを見る
包茎手術で感度低下した場合の対処方法
まずは手術受けたクリニックへ相談する
もし既に包茎手術を受けて、3ヶ月以上経過していも性感が落ちているのであれば、包茎手術を受けたクリニックへ相談してください。
必要に応じて、再来院して現状を観てもらいましょう。その上で医師のアドバイスに従うと良いです。
それでも改善されないのであれば、症状によっては修正手術などで改善されるケースもあるので、検討してみると良いです。
修正手術も検討する
技術力の低い医師に、再手術をお願いしても良くなる望みは薄いので、別の評判の良いクリニックに相談するのが良いです。
ただし、一度除去した裏筋は見た目上は元に戻せても、性感は元には戻りません。
一方で、包皮の突っ張りなどにより性感が損なわれているなど具体的な原因があれば、それを取れば元に戻る可能性も高いです。
ぜひ、当サイトの地域ごとの包茎クリニックから、おすすめのクリニックを確認してみてください。