執筆者:戸田 俊介|包茎なび 編集長/SEO検定1級・医療系メディア運営15年
群馬県高崎市を拠点に、Webメディアの企画・編集・執筆を15年以上にわたり手がける編集者。男性医療系コンテンツを中心に、ユーザーの実情に寄り添った情報設計を専門とする。2011年に「包茎なび」を立ち上げ、現在に至るまで編集統括を担当。
※本記事の医療情報は、厚生労働省・国民生活センター・日本泌尿器科学会等の公的機関の情報および各クリニック公式サイトの記載に基づいて編集しています。編集ポリシー/薬機法・医療広告ガイドライン準拠ポリシー/広告ポリシー
包茎手術のあと、思ったより腫れていて「いつまで続くのか」「失敗ではないか」と不安になる方は多いでしょう。
術後の腫れは、皮膚の下にたまる血やリンパの流れの変化で起こるもので、時間とともに落ち着いていくのが一般的です。
ただし、腫れが引くまでの期間はクリニックによって説明が違い、すぐに連絡したほうがよい症状もあります。
本記事では、術後の腫れの原因と経過、自宅での過ごし方、すぐに連絡したい症状、腫れが長引くときの考え方を、クリニックの公式情報や英国NHSの案内をもとに整理しました。
今の腫れの状態に合わせた対応がわかるチェックも用意したので、参考にしてください。
これから手術を受ける方は、術後の経過やアフターケアについても無料カウンセリングで確かめられます。
包茎手術後に腫れる原因

包茎手術のあとに陰茎が腫れるのは、多くの人に起こる体の反応といえます。
腫れの主な原因は、皮膚の下にたまる血(血腫)と、リンパや静脈の流れが変わることによるむくみです。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
皮膚の下に血がたまる(血腫)
メンズライフクリニックは、術後の腫れの原因を血腫とむくみの2つと説明しています。
血腫は、包皮を切ったことで血管が切れ、皮膚の下に少しずつ血がたまっていく状態です。
手術のときに丁寧に止血をしても、術後には少量の血が出てしまうとされています。
東京上野クリニックも、術後はほとんどの人に腫れや内出血が見られると説明しているのです。
そのため、包帯でペニスを圧迫して、腫れを防ぐ処置が行われます。
包帯による締めつけは、腫れを防ぐための処置と考えましょう。
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リンパや静脈の流れが変わってむくむ
もうひとつの原因は、手術によってリンパや静脈の流れが変わることです。
メンズライフクリニックは、流れが元に戻るまで、むくんだような状態になると説明しています。
東京ノーストクリニックも、腫れが起きる理由として、静脈やリンパの流れが滞ることを挙げているのです。
東京上野クリニックによると、朝よりも夕方のほうが腫れが強く見えることがあるとされています。
日中の活動で、体の水分のバランスが変わるためと説明されているのです。
1日の中で腫れ方が変わっても、すぐに異常とは限りません。
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腫れ方には個人差がある
腫れの大きさや引くまでの期間には、個人差があります。
東京ノーストクリニックは、若い人ほど傷の治りが早く、高齢の人や持病がある人は腫れがおさまりにくいと説明しているのです。
たとえば糖尿病の人は、血流や免疫の働きが下がる影響で、治る力が低くなりがちとされています。
また、傷口に雑菌が入ると、腫れが長引いたり痛みが出たりすることもあるとしているのです。
手術直後の腫れが大きいほど、引くまでの期間が長引く傾向があるとも説明しています。
持病がある人は、手術前に医師に伝えておきましょう。
医療機関の解説:包茎手術後に腫れが引かないのはなぜ?腫れる期間や対処法を解説|東京ノーストクリニック
術後の腫れはいつまで続く?経過の目安

腫れが引くまでの期間は、クリニックによって説明に違いがあります。
1〜2週間を目安に、長くても3〜4週間ほどで落ち着くと説明する院が多い一方、見た目のむくみは数か月続く場合があるとする院もあるのです。
各院の説明を、次の表にまとめました。
術後の腫れの経過についての各院の説明
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
| 医療機関 | 腫れの経過の説明 |
|---|---|
| メンズライフクリニック | 基本的に10日程度、長くても3週間程度で治まる |
| 東京ノーストクリニック | 1〜2週間が目安。大きく腫れた場合も、2〜3週間ほどで引くことがほとんど |
| 東京上野クリニック | 術後1〜3日ほどは強く出やすい。1週間ほどで落ち着き始め、2週間程度で見た目の違和感がかなり軽減 |
| ABCクリニック | 最初の1週間は腫れや内出血がみられることがあり、2〜4週間で徐々に落ち着く。見た目のむくみは数週間〜数か月続く場合も |
| 英国NHS(公的医療) | 腫れ・内出血・少量の出血が1〜2週間あるのは普通 |
※各医療機関の公式サイトの説明をもとに作成(2026年10月確認)。術式や体質で変わるため、目安として見てください。
術後1〜3日は腫れが強く出やすい
東京上野クリニックは、手術後1〜3日ほどは腫れが強く出やすいと説明しています。
包皮や亀頭のまわりがむくみ、ふだんより一回り大きく見えることもあるとしているのです。
同院によると、亀頭や陰茎がアザのように紫色になることもあり、多くは自然に元の色に戻るとされています。
ABCクリニックも、最初の1週間は痛みや違和感、腫れ、内出血がみられることがあると説明しているのです。
手術当日は、激しい動作や長い外出を控えて過ごしましょう。
術後数日の強い腫れは、多くの人に起こる経過と知っておくと安心です。
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1〜3週間で落ち着いていくことが多い
腫れは、日がたつにつれて少しずつ引いていきます。
東京ノーストクリニックは1〜2週間、メンズライフクリニックは基本的に10日程度を目安としているのです。
大きく腫れた場合でも、ノーストは2〜3週間ほど、メンズライフは長くても3週間程度で治まると説明しています。
英国のNHSも、腫れや内出血、少量の出血が1〜2週間あるのは普通のことと案内しているのです。
ABCクリニックは、2〜4週間で腫れや内出血が徐々に落ち着くとしています。
院の目安に沿って少しずつ引いていれば、慌てずに様子を見ましょう。
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参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
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むくみが長く残ることもある
腫れの大部分が引いたあとも、むくみが少し残ることがあります。
ABCクリニックは、見た目のむくみは数週間から数か月続く場合があると説明しているのです。
また、表面の傷は1〜2週間、内部の組織は4週間前後で回復する傾向があるとしています。
傷跡がまわりになじむまでには、数か月から1年ほどかかる場合もあるとのことです。
一方で同院は、腫れやむくみが1か月以上よくならない場合を、早めに相談したい症状に挙げています。
むくみが残っていても、少しずつよくなっているかを目安にしましょう。
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腫れを悪化させないための自宅での過ごし方

腫れを長引かせないためには、手術を受けた院の指示どおりに過ごすことが大切です。
飲酒や入浴、運動、性行為を再開する時期は院によって違うため、自分の院の説明を優先しましょう。
ここでは、上の図の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
包帯と圧迫は指示どおりに
術後は、腫れを防ぐために包帯で患部を圧迫します。
MSクリニックは、手術後1日目までは患部の包帯をとらないよう案内しているのです。
東京上野クリニックは、包帯が皮膚に張りついたときは、無理にはがさずシャワーで軽くぬらし、ふやかしてから外すよう説明しています。
包帯の巻き方や交換の時期は院によって違うため、説明を受けた方法に従いましょう。
下着は、ブリーフやボクサーパンツなど、ペニスを上向きに固定しやすいものが案内されることがあるのです。
包帯がずれたり汚れたりしたときは、院の案内どおりに対応してください。
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飲酒・入浴・運動は時期を守る
お酒は血の流れをよくするため、出血や痛みにつながるおそれがあります。
飲酒を控える期間は、皐月クリニックが約5日間、MSクリニックが1週間程度、ABCクリニックが術後3〜7日としているのです。
湯船につかる入浴は、皐月クリニックやメンズライフクリニックが約1週間後から、ABCクリニックが3週間後からと案内しています。
激しい運動は、メンズライフクリニックが1〜2週間後から、ABCクリニックが3〜4週間後からとしているのです。
院によって時期が違うため、自分の院の指示を確かめましょう。
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性行為は4週間ほど控える
性行為やマスターベーションは、傷に負担がかかるため、しばらく控える必要があります。
メンズライフクリニックやABCクリニックは約4週間、MSクリニックは縫った糸がすべて取れた段階で、目安は1か月程度と説明しているのです。
英国のNHSも、少なくとも4週間、または傷が完全に治るまでは控えるよう案内しています。
寝ている間などの自然な勃起は問題ないとされますが、意図的に勃起させるのは約2週間避けるよう説明している院もあるのです。
再開したあとも、いきなり激しくしないよう気をつけましょう。
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参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
すぐに連絡したい症状

術後の腫れの多くは時間とともに落ち着きますが、すぐに連絡したほうがよい症状もあります。
出血が止まらない、腫れや痛みがどんどん強くなる、色が黒っぽくなるといった場合は、夜間や休日でも手術を受けた院に連絡してください。
ここでは、次の3つを解説します。
- 出血が止まらない・傷口が開いた
- 腫れや痛みがどんどん強くなる
- 色の変化・発熱・おしっこが出ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
出血が止まらない・傷口が開いた
術後しばらくは、包帯に少し血がにじむことがあります。
東京上野クリニックは、歩いたり勃起したりすると包帯に少量の血がにじむことがあり、1週間を目安にほぼおさまると説明しているのです。
一方でABCクリニックは、清潔な包帯で5〜10分ほど押さえても止まらない出血や、出血量が増える場合は早急に連絡するよう案内しています。
東京上野クリニックも、包帯から血があふれて下着やズボンまでぬれるほどの出血は、緊急性が高いとしているのです。
傷口が大きく開いた場合も、すぐに連絡しましょう。
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腫れや痛みがどんどん強くなる
腫れや痛みは、日がたつにつれて軽くなっていくのがふつうの経過です。
ABCクリニックは、我慢できないほどの強い痛みや、時間とともに悪化する痛み・腫れを、早急に連絡したい症状に挙げています。
東京上野クリニックは、陰茎が平常時の1.5倍以上に腫れあがっている場合や、痛み止めを飲んでも激しい痛みがまったく和らがない場合を、危険なサインとしているのです。
こうした症状は、手術当日や翌日に起こりやすいとされています。
「様子を見よう」とがまんせず、夜間でも院に連絡してください。
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色の変化・発熱・おしっこが出ない
腫れとあわせて、色や体調の変化にも気をつけましょう。
ABCクリニックは、亀頭の色が急に濃くなる、黒っぽくなる、冷たく感じる場合や、尿がほとんど出ない場合を、早急に連絡したい症状としています。
東京上野クリニックも、患部が真っ黒に変色している場合は緊急性が高いと説明しているのです。
英国のNHSは、傷が赤い・熱をもっている、高い熱がある、おしっこが出にくいといった場合は、早めに受診するよう案内しています。
おしっこがまったく出ないときは、救急の受診も考えてください。
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参考:Circumcision|NHS(英国国民保健サービス)
腫れが長引くときと、手術前に確かめたいこと

腫れの多くは数週間で落ち着きますが、なかなか引かないときは自己判断せずに相談することが大切です。
これから手術を受ける段階なら、術後のアフターケアや連絡先も確かめておきましょう。
ここでは、次の3つを解説します。
- 1か月以上よくならないときは相談
- 形が気になるときも医師に相談
- 術後の相談先を手術前に確かめる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1か月以上よくならないときは相談
ABCクリニックは、腫れやむくみが1か月以上よくならない場合を、早めに相談したい症状に挙げています。
発熱、膿、においのある分泌物、強い赤みなど、感染が疑われる症状がある場合も同じとしているのです。
東京ノーストクリニックは、ずっと腫れが引かない、かなり痛みがあるといった場合は、手術を受けたクリニックに相談するよう説明しています。
放っておくと、治ったあとの見た目が悪くなったり、感染症などが起きたりすることもあるとしているのです。
長引く腫れは、まず手術を受けた院に診てもらいましょう。
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形が気になるときも医師に相談
腫れが引いたあとも、形や皮膚の色の差などが気になることがあるでしょう。
ABCクリニックは、陰茎の中央付近で縫うと、傷跡や亀頭側と根元側の皮膚の色の差が目立つ場合があると説明しています。
形が気になる場合は、時期を見て手術を受けた院で診てもらうのが基本です。
ペリカン変形などの名前をインターネットで見て不安になっても、自己判断はしないようにしましょう。
手術を受けた院の説明に納得できない場合は、ほかの医療機関に相談する方法もあるのです。
経過を写真で記録しておくと、医師に説明しやすくなります。
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術後の相談先を手術前に確かめる
これから手術を受ける人は、術後の腫れについてどこまで相談にのってもらえるかを確かめておきましょう。
MSクリニックはアフターケアは何度来院しても無料、メンズライフクリニックは全国の院でアフターケアを受けられると説明しています。
ABCクリニックは、術後に気になる症状があればLINEや電話で相談できるとしているのです。
夜間や休日の連絡先、再診の費用も聞いておくとよいでしょう。
術後の対応まで含めて、院を比べることが大切です。
医療機関の解説:各手術・治療後について|MSクリニック
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アフターケアは、無料カウンセリングで相談できます。
術後の腫れ「連絡の目安」チェック
当てはまるものを選ぶと、連絡の目安と気をつけたいことを表示します。
※このチェックは目安で、診断ではありません。迷ったときは手術を受けた院か医療機関に相談してください。
包茎手術後の腫れに関するよくある質問
術後の腫れについて、よく寄せられる質問にお答えします。
医療機関の解説:包茎手術後の過ごし方は?症状・経過・ダウンタイムを解説|東京上野クリニック
まとめ|術後の腫れは経過を見ながら、異変があればすぐ連絡を
包茎手術後の腫れは、皮膚の下にたまる血やリンパの流れの変化で起こるものです。
1〜2週間ほどを目安に、長くても3〜4週間ほどで落ち着くと説明する院が多くあります。
包帯や飲酒・入浴・運動・性行為の時期は、手術を受けた院の指示に従いましょう。
1か月以上よくならない場合は、早めに手術を受けた院に相談してください。
出血が止まらない、腫れや痛みが強くなる、色が黒っぽいといったときは、夜間でもすぐに連絡することが大切です。
手術を考えている方は、術後のアフターケアも含めて無料カウンセリングで相談できます。
